でも私の話していることは、もっと一般レベルのことです。
会社勤めしているコーチ以外、殆どのフリーのコーチは、日本では個人事業として他に何かと併用してやらないと成り立たないと言われる仕事なので、コーチが儲かっているという話では決してありません。私は、まだ日本でコーチングは安い方だと思います。結局セッションはすべてその人に焦点をあてることになりますので、そのような対価にならざるを得ません。それだけスキルも器も力量も様々なものを求められます。コーチは人を援助するために多くのトレーニングが必要です。なので、その価格は、もうかる話ではなく、これまでの投資とこれからの投資のためであって、そのようなものです。
独立した後にさらに感じることは、心の余裕をつくったり、自らを磨くうえで、もっと勉強が必要なので、本来はコーチングは片手間でできることではないと思います。人の時間を買っていると思ってください。あなたも会社に時間を売っているのと同じように、会社は、あなたが週に40時間働こうが、80時間だろうが、有給、残業代がでるかもしれません。でも、その会社は、あなたのスキルに応じた月給とそのうえに様々な福利厚生、税金、社会保険などを払っていて、オフィスという素敵な環境はあります。手取りは、そのほんの一部です。コーチは、個人の会社なので、様々な税金、社会保険や事業資金をそこから出しています。だから、高く感じるのでしょう。
じゃあ、それだけ払う価値があるのかどうかということですよね。人生で一番大切なのは、あなたです。あなたがハッピーになれば、すべてがうまくまわり始めます。仕事も、恋愛も、人間関係も、何でも。ハッピーになりたいと決心する人は、自分をメインナンスするために、コーチをつける価値を分かってきます。
またコーチングにもペースがあります。うまくコーチを利用したいのなら、継続することで積み重なって出てくる効果があります。課題が大きいとき、1回のセッションで数時間と長く時間をとるよりは、継続して一か月に一度でも定期的に受けみた方が逆に効率いいと思います。一つのセッションでうまくいくクライアントもいますし、自分の経験から1回は表面の焦りを鎮静しているだけで、空回りしている場合もありますので、もっと深いところに課題があり、ペースをつくるために定期的に会うということもアリです。
会社勤めしているコーチ以外、殆どのフリーのコーチは、日本では個人事業として他に何かと併用してやらないと成り立たないと言われる仕事なので、コーチが儲かっているという話では決してありません。私は、まだ日本でコーチングは安い方だと思います。結局セッションはすべてその人に焦点をあてることになりますので、そのような対価にならざるを得ません。それだけスキルも器も力量も様々なものを求められます。コーチは人を援助するために多くのトレーニングが必要です。なので、その価格は、もうかる話ではなく、これまでの投資とこれからの投資のためであって、そのようなものです。
独立した後にさらに感じることは、心の余裕をつくったり、自らを磨くうえで、もっと勉強が必要なので、本来はコーチングは片手間でできることではないと思います。人の時間を買っていると思ってください。あなたも会社に時間を売っているのと同じように、会社は、あなたが週に40時間働こうが、80時間だろうが、有給、残業代がでるかもしれません。でも、その会社は、あなたのスキルに応じた月給とそのうえに様々な福利厚生、税金、社会保険などを払っていて、オフィスという素敵な環境はあります。手取りは、そのほんの一部です。コーチは、個人の会社なので、様々な税金、社会保険や事業資金をそこから出しています。だから、高く感じるのでしょう。
じゃあ、それだけ払う価値があるのかどうかということですよね。人生で一番大切なのは、あなたです。あなたがハッピーになれば、すべてがうまくまわり始めます。仕事も、恋愛も、人間関係も、何でも。ハッピーになりたいと決心する人は、自分をメインナンスするために、コーチをつける価値を分かってきます。
またコーチングにもペースがあります。うまくコーチを利用したいのなら、継続することで積み重なって出てくる効果があります。課題が大きいとき、1回のセッションで数時間と長く時間をとるよりは、継続して一か月に一度でも定期的に受けみた方が逆に効率いいと思います。一つのセッションでうまくいくクライアントもいますし、自分の経験から1回は表面の焦りを鎮静しているだけで、空回りしている場合もありますので、もっと深いところに課題があり、ペースをつくるために定期的に会うということもアリです。
きっかけ & タイミング
私はコーチになることを目標に定めました。
さて、前回の話の続きです。
私は、あれから、気になるコーチングスクールを調べ、いくつか比較した後に、3か月後にある学校の基礎クラスと受けることにし、コーチングのすごさに感銘して、これぞ、私の求めていたものは!と言う思いで、コーチングを本格的に習うようになります。結局コーチになるからコーチングを受けたという話ですが、自分のやりたいことをやるために助けが必要だったんです。今まで先に進めない自分を打破する必要がありました。
以前に相談したシンガポールのコーチを前回のセッションより4か月後に継続して月1回つけることにしました。まだコーチングで何ができるということは、理想はあったけど、実際に体験したことが殆どなかったです。コーチになるにあたって、コーチングを受けたことがないと意味がないと思い、コーチをつけましたが、ここで自分を諦めてはいけないと思い、自分を応援する人として必要でした。
当時は、彼女はまだ個人セッションとしては自分には高く、メンバーズグループというものがあり、そのメンバーになることで、私は、30分のコーチングを受けられる、手頃のパッケージがあり、そこからスタートしました。ほぼ1年後にメンバースグループが変わり、同額で毎月のコーチングを1時間うけることができるようになりました。そこからコーチになるための本格的にコーチングがいよいよスタートします。
コーチとの対話
何が起きたかというと、コーチになる話よりも、殆どそれ以外の話ばかりを約1年半コーチングしていただきました。人間関係、学校のこと、自分の仕事のやり方、婚約者との関係など、コーチになろうとしている間にいろんなことが起きます。また、いろんな他のことに誘惑されて、道も逸れそうになります。やはり、独立する自信がないから、今現状の会社員として自分を留めようかとか、いろんな迷いもあります。
その都度、コーチは私のコーチになりたいという意思、夢、志、人生への希望など、すべてを引き出して、そこに戻してくれました。自分にコミットすることは、どれだけ大変なことが、思い知らされます。元々半年くらいで独立する計画が、2年になりました。それでも、まだまだこれからです。
ここで話す必要があることは、私は、元々海外育ちなので、多少外国人的な考え方と日本人的な考え方の両方があり、両方の人からコーチングを受ける必要があります。このコーチの方は、シンガポールに住んでいるコーチなので、考え方は割と欧米風だが、アメリカ程ではなく、日本ほど、保守的ではないです。そもそも、保守的なコーチはいるのかなと思うのですが、私は、自分を脱皮させてくれそうなコーチを撰びました。
コーチングと変化
実際に脱皮したかというと、う〜んまだしていないと思います。迷いはすべて消えないですし、不安も残っています。でも、コーチングを続けました。それは、コーチが私の人生を生きていないからです。私は私の人生を生きていて、援助が欲しいと思う限り、コーチをつけています。
これが、私の元々のコーチングのイメージの大きな違いです。
コーチに頼り、安心してまかせ、すっきりするということばかりかと思いましたが、コーチングによって、余計に迷ったり、困ったりすることもあります。それは、癒しを目的としていないので、本質的に変わろうと思うと、たった1回のセッションで必ずしもすっきりするものではありません。もっともっと大きなうねりが生じます。そのうねりは、コーチが発端となってつくっているのではなくて、すべてクライアントの中で起きています。その深い部分を世界が投影して、コーチングというプロセスがそこに光を当ててくれます。
私は独立すると決めるまで、だらだらと同じところに永遠に留まるコーチングを受けていたかもしれません。
私の人生の主体が私であることを本当に感じたのは最近です。会社ではなく、社会ではなく、自分なんです。それは、コーチが教えてくれたのではなくて、コーチングを受けるうえで、変わらない自分と直面したからです。
さらには独立してから気がついたことですが、今までどれだけの人に頼っていて、どれだけの人に甘んじていたかが分かりました。いつまで文句をいいながら、我慢をする人生を続けるのか、本当に自分の生きたい人生を生きるのかという選択しがあるときに、どっちをとりますか。
本気を選択したときから、その人が本当に変わります。
これこそがコーチングの本当の意味です。
私は本当にスタート地点にたったばかりです。
次は、OL時代に直面した自分の姿についてです。
第1回目 はじめてのコーチ:何故コーチが必要か
このままで良いのか、からスタートしました。
第2回目 継続するコーチング:何故コーチが必要か
本気を選択したときから、その人が本当に変わります。
第3回目 会社員として:何故コーチが必要か
「根源的能動性」が起きない限り、本人は変わりません。
第4回目 独立後:何故コーチが必要か
本当に変わろうと思うと、人の助けが必要です。